リンク品とはー

リンク品というのは、簡単に言えば、あらかじめ修理しておいた部品のことを指します。 スターター、オルタネータ、エアコンコンプレッサ、エンジンコンピュータ、エアドライヤ、 社外カーナビやオーディオ、自動車メーカー純正のモニターや、 電装部品ばかりじゃなくて、ドライブシャフトやウォーターポンプなどもあります。 電装店では、スターターやオルタネータをオーバーホールして、 きちんと完成検査までしてある商品を在庫しておきます。 で、スターターが壊れて修理に来た時に、電装店に在庫してあるスターターのリンク品と取り替えて修理完了、となるわけです。 壊れたスターターは電装店が回収して、それをまたオーバーホールして在庫しておく。 壊れたスターター(コアと呼びます)を回収できないと、次のリンク品が作れないので、 コアを返却してもらえない場合は販売できません。

リンク品にも種類がありますー

電装部品メーカーが作ったリンク品(メーカーリンク)と、一般に「リビルダー」と呼ばれるリビルト専門業者が整備したリンク品です。(便宜上一般リンクと呼びます) 電装店も業務内容からすると、リビルダーのうちに含まれます。中古品を含め、違いを下記にまとめました。

・メーカーリンク

  電装品メーカーが自社の基準に沿って不具合部品を交換、安定した品質。もちろん部品はすべて純正部品使用。 定価が設定してある機種が多いです。

・一般リンク

  外観だけキレイで中は×××…な粗悪品もあるので選択は慎重に。オークション等、あまりに安いのは危険です。

・中古品

  商品によって状態がマチマチ、素性がわからないものはお勧めできません。開封したら破損してるのはあたりまえ、数日で再び故障したなんてケースもざら。

  もともと故障率の高い機種ですと、当然同じ機種の中古品となれば故障率も圧倒的に高くなります。