エンジン始動不能!
バッテリー上がりみたいだ、で、バッテリー充電したんだけどエンジンかかんないよ!
っていうご依頼で現場へ。
キースイッチをONにしても、メーターの警告灯が点灯しない。ラジオの時計表示もNG。 常時電源回路に不具合があるようです。
本来なら、キースイッチONにすると車体後ろから「カシン!」って、バッテリーリレーが作動する音が聞こえるんですが、それも無し。
まず手始めにヒューズ点検しましょうか。
常時電圧が測定できるはずですが0ボルト。
となると怪しいのはバッテリーリレーを介す前の常時電源回路。 バッテリーリレーの一次側からヒューズボックス間の配線不良でしょうか。
私の記憶が確かならば、途中にコネクターがあったはず。配線をたどっていくと… ありました、腐食してます。もげました。
カプラーと端子を取り替えましょう。 リペアコネクターがあるので交換します。
リペアコネクターがない場合は直接接続します。脱着する可能性はほぼ無い場所なのでそれでもok。
それにしても、防水コネクターじゃないのはいかがなものでしょうか。 腐食して当然のような気がしますが。
試運転して異常なしを確認、完了です! 今年の冬は雪がないので建機修理が非常に少ないです。
当店の付近は雪が少ない地域ですが、山間部の電装屋さん、お困りの様子です…
今回のクルマ : コマツWA100-3