オーディオの電源が切れない…?

本来ならキースイッチをOFFにした時点でラジオは鳴らなくなるのが普通、みなさんご存知の通りです。

キースイッチを一段まわしてACC(アクセサリの略、以下同じ)位置にするとラジオ、シガーライタ

等の電源だけが入りますよね。

シガーライタと言えばタバコ、灰皿のないクルマも最近多いですよね。 脱線しました。

もう一段まわしてキースイッチをON位置にするとメーター内の各種警告灯が点灯して、各システムのイニシャルチェックを行い、

エンジン始動の準備状態になります。 で、異常のないシステムの警告灯は数秒で消灯します。

さらにもう一段階、START位置までひねると、エンジンが始動する、と。当たり前の話ですが、なぜか…

カギを抜いても、ラジオが鳴りっぱなし! という奇っ怪なおクルマ。

キースイッチをOFFにしても、ACCの電源が落ちないんですね。

まずはキースイッチのコネクターを外してみましょうか。

単純にキースイッチ不良は考えにくいんですが… プッシュスタートならACCリレー不良も考慮しますが、

ごく普通のキーを刺して回すタイプなんで、ACCリレーは使ってないはずです。

黒のコネクターと白のコネクターが接続されてるのがそれ。、キースイッチに行く配線を外します。

あれ、まだラジオが鳴ってます。ということは、他から電気が回りこんでるようですね。

15A、CIGARのヒューズを抜きとると、ラジオが鳴りやむのを確認。

ということは、本来ならACC回路のはずなのに、この回路にどこからか常時電源が入りこんでるということになるので、

配線図でACC電源を利用している回路を片っ端から調査します。

イグニッションスイッチ枠内、ACCと書いてあるところから来ている線は丸印
15A CIGARのヒューズだけ。

配線図の、電源回路とにらめっこ、該当する部分のコネクターを抜いていきます。

ドアミラーコントロールスイッチ…ここにもACC電源 来てます!

ドアミラーコントロールスイッチを外す前に操作してみると、

なぜか格納ドアミラースイッチを中立位置にするとラジオの電源が切れるという謎の現象が。

電装屋の生命線、配線図 ありとなしでは作業効率ダンチです。

各端子の電圧を測定すると、ヒューズを抜いてるはずなのになぜか丸印をつけたPとP/Gの配線にに電圧がかかっている!

緑青のせいで、隣どうしの端子が導通状態になってます

ドアハーネスのカプラーを切り離してみると… 腐食してました。

隣の端子どうし、電気が流れる状態になっていたようです。

端子を交換して、カプラーを掃除して、組み付けて試運転。

異常なし、修理完了です。

雪の多い地方では、クルマに乗りこむ際に雪を持ち込んじゃって キックパネル周辺のカブラーに水が入ったり、

梅雨時は雨漏りしちゃってカプラー内に水が入るトラブル、結構あります。

フロアマットが湿っぽいなんてクルマにお乗りの方、ご注意を。

今回のクルマ:ジムニー

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